キッズアース播磨町校「共明塾」

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【休校対応】高校入試対策:英語(文法・単語編)

    06_受験関連,英語

兵庫県の公立高校入試対策として、英語のやるべきことを書いておきます。
(過去問を前提としています。)

長くなるので、「長文編」と「文法・単語編」に分けています。

中学英文法の基本となる3つのルールを見ていきましょう。

1つの文章に、主語は1つ、動詞も1つ

これが分れば、並び替えも英作文も自由自在になります。

中学英文法は「動詞の使い方」が9割

中学校の英文法について言えば、「動詞の使い方」が9割、ということも知っておきましょう。
極端に言えば、中学では「動詞」をしっかりマスターすれば、
文法問題の9割は大丈夫、ということなのです。

「熟語」は「前置詞」に注目!

文法問題の中には、単なる「熟語」「慣用表現」の問題も多くあります。
この時にカギになるのが、「前置詞」の使われ方。
ここに注目することで、覚えるべきことがはっきり見えてきます。

さて、解説していきましょう。

1つの文章に、主語は1つ、動詞も1つ

@ I am a cat.

A She plays tennis.

B He is running there.

C Takeshi and Chiemi can swim well.

D The book is written by him.

簡単な文章を見てみましたが、どれも主語は1つです。
複数人いる場合でも、モノが主語になる場合でも、主語としては1つ
長い文章でも、並び替えの問題でも、「主語は何か」を意識してください。

そして、それに対応する動詞は1つです。(@,A)

be動詞」も動詞(@)「一般動詞」も動詞(A)です。

動詞も1つ」がルールなので、「be動詞」と「一般動詞」が一緒にある場合(B.D)は、「一般動詞」の形が変わってしまいます。

言い方を変えれば、形を変えないと、一緒に使えない、ということです。

また、「助動詞」(canなど)がある場合(C)は、「助動詞」が「動詞」の前に来ます。
この時、動詞は「原形」に戻します。

これを意識することで、「be動詞」があるのに、「一般動詞」を重ねて置いたり、というミスが少なくなるはずです。

そして、長文編でも言いましたが、英語では結論を先に言います。

実は「主語」と「動詞」だけで、文章の骨格は既に出来ているのです。

ここで、「長文編」に書いた「質問リーディング法」を使って読んでいきます。
あるいは、文章を組み立てていきます。

これで文法のミスはグッと少なくなるはずです。

中学英文法は「動詞の使い方」が9割

英語の文章において、時制(過去か未来か)や、受け身、命令文など、文章のニュアンスの舵取りは、文章中に1つしかない「動詞」がになっています。

中学英文法は、その「動詞」の使い方を学んでいると言っても過言ではありません。

3年生までの単元を整理して、<動詞の使い方>と<それ以外>に分けると…

<動詞の使い方>

be動詞 一般動詞 命令文 三単現 助動詞 現在進行形 過去形(規則動詞・不規則動詞)
過去進行形 未来表現 助動詞 動名詞 感覚動詞 目的語を2つ取る動詞
現在完了形 目的語と補語を取る動詞

<それ以外>

代名詞 複数形 接続詞(that, when, if) to不定詞 比較級・最上級
不定詞を含む表現 疑問詞を含む表現 分詞の後置修飾 関係代名詞

この中から、自分の苦手な単元について、集中して弱点を克服していきましょう。

また、〈動詞の使い方〉を学ぶとは、それぞれの時制・単元において、

・ 肯定文 (普通の文章)
・ 否定文 (not がどうつくのか?)
・ 疑問文 (何を前に出すのか?)
疑問詞疑問文 (5w1hを付けた場合)

のパターンを覚えるということに他なりません。

こうやって整理してみると、動詞に関する文法を勉強することは簡単だ、ということが分かります。

ここを即クリアしてしまえば、〈それ以外〉のやるべきことが明確に見えるはずです。

「熟語」は「前置詞」に注目!

熟語」が難しく感じられるのは、そこにルールがないからです。
理由も何もなく、そういうものとして覚えないといけないので。

さて、ほとんどの熟語には、「前置詞」が入っていますので、
この「前置詞」に注目・集中して覚えるのが効果的です。

曜日の時は何だったか、日付の時は、午前・午後は?

どんな「前置詞」が入るのか、しっかり復習しておきましょう。

単語は、しっかり覚えて、しっかり書けることが大事です。
それに加えて、熟語や慣用表現までマスターできれば、鬼に金棒です。

以上、英語の「文法・単語」対策について駆け足で見てきました。

本当は、試験勉強を始める前にお伝え出来れば、良かったのでしょうが…。
今からでも十分間に合います。
もし、具体的なイメージがわかないという場合は、お気軽にお問合せ頂ければと思います。

残された時間は限られていますが、今こそが成長のチャンス、合格への道を描くチャンスです。
時間を有効に活用して、描きたい夢を描きましょう!