キッズアース播磨町校「共明塾」

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【桜山公園まつり2019】科学の屋台村B 夏に雪を降らせよう!

    03_自由研究,05_見学・おでかけ

7月21日、「桜山公園まつり」の「科学の屋台村」レポートBは、
姫路北高等学校さんの「夏に雪を降らせよう!」です。

夏に雪…?

みんな興味津々だったようで、長蛇の列が出来ていました。

最初に渡された秘密の粉。

これを水に溶かします。
試験管を触ると、温度はどうでしょう?

今度はお湯で溶かします。
全部溶けると、透明な液体になりました。

これを空気中に出して、しばらく観察していると…

透明だった液体の中から、フワフワっと、雪の結晶のようなものが現れてきます!

試験管の中を雪が舞い落ちてくるようで、とてもきれい!

この秘密の結晶の正体は、塩化アンモニウム。

塩化アンモニウムは、温度によって溶ける量が大きく変わります。
お湯で溶けていたものが、温度が下がることで結晶となって現れてくるのです。

これは、楽しくて、きれいな実験ですね。

ちなみに、塩化アンモニウム(NH4Cl)は、水に溶かして沸かすとアンモニア(NH3)を発生させます。
また、亜硝酸ナトリウム(NaNO2)と反応させると、窒素(N2)を発生させます。

家に持ち帰って、お湯で温めると、何度でも楽しむことが出来ます。
価値のある体験をさせて頂きました!

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